【冒頭無料】辻田真佐憲 聞き手=植田将暉 近代日本はどこで間違ったのか?【ゲンロン・セミナー 第2期 1000分で「まちがい」学 #5】@reichsneet @reRenaissancist
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- Опубликовано: 8 ноя 2024
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ゲンロン・セミナー第2期「1000分で『まちがい』学」、最終回の講義は、『「戦前」の正体』(講談社現代新書)や『防衛省の研究』(朝日新書)などの著作で知られる、近現代史研究者の辻田真佐憲さんです。
近現代史の「まちがい」といえば、戦争の歴史を避けて通ることはできません。戦争は、その時代に対立を生み出すだけでなく、のちの時代にも、責任や記憶をめぐる根深い問題を残します。たとえば日本にとって、第二次世界大戦という過去をどのように引き受けるかという問題は、今もなお未解決です。
今回の講義では、日本の近現代史を振り返りながら、辻田さんとともに、歴史と「まちがい」との付き合いかたを考えます。
開国とともに近代化を押し進めていった日本は、なぜ戦争の道を歩むことになったのか? どこで進路を「訂正」しておけば、間違わずに済んだのか? その過去を、私たちはどう受け止め、どのようにして新しい時代へと「訂正」することができるのか? 他の国々はどうしているのか?
まちがいを全否定する歴史修正主義や、正しさにこだわるあまり硬直した歴史観を生みだす潔癖主義とは異なった、「まちがい」の過去への正しい向き合いかたとは。
──音楽や記念碑、温泉など、さまざまな視点から縦横無尽に歴史を読み解いてきた辻田さんならではの、「まちがい」から考える近現代史講義に、ぜひご期待ください!
【講師の辻田真佐憲先生より】
戦前の日本(日本の近代史)は、反省や教訓とかならずセットで語られます。なぜなら、戦前の日本はさきの大戦で敗北を喫し、国土が灰燼に帰し、多数の犠牲を出し、国家体制を抜本的に改められるほど、「間違った」とされているからです。戦後日本の歩み(日本の現代史)も、この反省と教訓と切っても切り離せません。
では、かつての日本はどこでどのように「間違った」のでしょうか。これは先の大戦を考えるだけでは見えてこない、とても射程の広い問題です。満洲事変までさかのぼる? それとも日露戦争まで? しかし、欧米列強の侵略に対する反撃であった明治維新まで否定し尽くすことは難しい……。
本講義では、よくある「間違ったこと」を列挙するのではなく、逆に「間違えなかった日本」を想像してみることを通じて、この問題を考えてみたいと思います。それは、現代日本の自画像を考えるきっかけにもなるでしょう。
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わかりやすいし、おもしろい
伝統の復活を叫びながら伝統の復活を一切やっていない自称の人達が目に付く。例えば、「うわなり打ちを復活させろ!」とか言わないのが不思議。